本の紹介⑥「リーダーの仮面」安藤広大
読書は自分への投資!っということで、ふらっと立ち寄った本屋で目に留まったので早速読んでみたので感想を書きたいと思います。

総評:「★★☆☆☆」で星2つです。個人的にはあまりおススメしません。
対象:中間管理職レベルのリーダー、マネージャー
目次
勉強になった点
本書が主張している「部下とは迷わず距離をとれ」は納得できましたね。
私の会社でも中間管理職は「ピープルマネージャー」になることを推されます。
メンバーの意見をよく聴き、一緒になって部下の目標や課題解決を行うようなマネージメント手法のようです。
その手段の1つとして「1on1」があったりするんでしょうが、私はやってません😅😅
会社は教育機関ではないし、子供じゃないんだから自分で考えてやって、というのが私の本音です。
(当然、部下から相談を受けたらきちんと対応します)
ただ、上司から積極的に悩みを聞いて~~なんて、私もやりたくないし、部下も望んでないんじゃないでしょうかね?😅
なので、部下と距離をとって明確な「命令」を与えて、適切な「ほうれんそう」を受けるのはその通りだと思いました。
よくわからなかった点
①識学とは何か?
著者は「識学」と呼ばれるマネジメント論?を信じているようなのですが、一体この「識学」とは何なのでしょうか?
この「識学」の体系的な説明がないので、モヤモヤした感じでずっと読まないといけません。
新しい概念を伝えるときは、細かい内容に入る前にまず全体像を説明してほしいところです。
②リーダーとマネージャーがごっちゃ混ぜ?
本書では「リーダー」と「マネージャー」が混在して使われています。
私のなかでは、
リーダー:ビジョンを見せて人を導く。道を新しく作る人。
マネージャー:組織において人を管理する。作られた道の交通整理をする人。
という理解なのですが、本書で対象としているのは明らかに後者の「マネージャー」なのではないでしょうか?
なので、「リーダーの仮面」と言っていても実質は「マネージャー」向けの本に近いと思います。
そして、今の日本に必要なのは優秀な「マネージャー」ではなくて「リーダー」なのではないでしょうかね?
この本を購入した人(私も含めて)は、マネジメントの話よりも、リーダーの話を聞きたかったのではないでしょうか?
③主張が強い割には根拠が乏しい?
本書では至るところで「~するべき」という強い主張をしていますが、何故そこまで強く言えるのですかね?
いくつかそれでうまくいった方の話も紹介されていますが、抽象的すぎて納得感があまりないです。
例えば、「識学」導入前後の統計データを見せるなどして識学の効果を定量的に示してほしいです。
主張の強さと根拠の強さがあっていない気がします。
(主張が強い割には根拠が弱い)
まとめ
総評としては、こういう考え方もあるよね~、ぐらいの感想です。
おそらく確固たるマネジメント論なんて存在しないので、色々な情報を参考にしつつ、自分のなかのマネージメント論を確立していくことになるんでしょうね。
そういう意味では、昨今の「部下に寄り添ういい人マネージメント」に一石を投じるよい本だと思います。
この本がある程度売れているのは、最近の「いい人マネージャー」に疑問を持っている方も多いからなのではないでしょうか・・

